そのひとつがギアがワイドレシオ過ぎる(11-32T)ということ。
大抵のクロスバイクにはMTB用のコンポが積まれていて、MTBのコンポには選べるギアの大きさが豊富にあります、ワイドレシオってやつです。険しい道を走るのであれば必要不可欠だと思うんですけど、平坦な舗装路を走ることが多いと流石に不要としか思えないギアもありまして、更に、8速という限られた段数の中で11Tから32Tまで幅広いギアがあるものですから、1変速しただけでギアの重さが急激に変わってしまいます。
結局何が言いたいかっていうと、変速した際に衝撃が強すぎて足がペダルから振り落とされることがあるんですよ。ガチャアンうわああああってなってしまうんですね。これはクロスバイク乗りなら誰もが経験し、悩んでいる問題だと思います。そうですよね・・・あれ?
そんなわけで今回はワイドレシオなギアに立ち向かう話です。
選択肢は大きく分けてふたつ。
・コンポをクロスレシオなものに替えてしまう
・ペダルと足を固定する
本来なら問題のギアを替えてしまえばよかったわけですけど、お金と知識と技術が必要なので、僕はペダルと足を固定する方法を選択しました。
また、ペダルと足を固定する方法にも選択肢がありまして、
・専用の靴とペダルを購入する(SPDなど)
・(ハーフ)トゥクリップやペダルストラップをペダルに装着する
やはりお金が無かった僕はハーフトゥクリップを購入することにしました。ハーフトゥクリップは低価格ですし、何より靴を選びません。
ゼファール MT45 ハーフトークリップ取り付け後 |
ゼファール MT45 ハーフトークリップ取り付け後 |
取り付けは簡単でした。反射板を取り除き、トゥクリップの位置を決めて螺子止めするのみ。もしかすると付属のワッシャーがペダルに合わないかもしれません。(僕の場合、螺子とワッシャーは別途購入する必要がありました。)
それではハーフトゥクリップ(ゼファールMT45)のインプレです。
はじめに、巷で言われる「引き脚」効果を感じることはできませんでした。
僕が購入したハーフトゥクリップは(スニーカーやデッキシューズを履いた状態では)つま先を入れてもスカスカで、つま先を挟み込む構造にはなっていません。足を固定するためのパーツというよりも、足を適切な場所に乗せるためのパーツだと感じました。
とは言っても何もいいことが無かったわけではありません。常に足を適切な場所に乗せる状態になることで綺麗なペダリングを意識するようになりました。また、つま先の固定はできないけどキープはできるようになったので(変な言葉遣いで申し訳ないですが一番重要なポイントです)、変速時のガチャアンうわあああ現象も無くなりました。更に少し身長も伸びた気がしますし英語も自然に話せるようになりました。ハーフトゥクリップなしではもう生きていけません。
まとめ。
SPD欲しい。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
(ハーフトゥクリップを装着するとフラットペダルのみの状態よりはだいぶペダリングが楽になります)
楽天市場 ゼファール ハーフトークリップ |
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